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いろんな番組の感想をつらつらと

■仮面ライダー剣 第四十九話・最終話 「永遠の切札」

彼は人である事を捨てることにより、人を…世界を守った。

人あらざる、異形の悲しみの戦士。
彼はまさしく『仮面ライダー』だったのではないだろうか。

思えばブレイドはいわゆる“平成ライダー”の集大成のようなものだったような気がする。

アンデッドはグロンギやアンノウン。
ライダーシステムはG3や龍騎、555.
バトルファイトはザギバス・ゲゲルにライダーバトル。
ボードは流星塾やスマートブレイン。

こじつけな部分もあると思うけどそんな気がしてならない。
次回作である響鬼は詳細は分かってないものの、あのデザインを見ると
ライダーとしては異質であるとしか思えない。
平成のライダーシリーズ自体、過去の仮面ライダーシリーズと比べると
もはや別物といった感じだが、それでも響鬼は異彩であると思う。
勝手な想像で恐縮だが、今回のブレイドにて今までのシリーズに一区切りをつける。
そんな意味合いがあったのではないだろうか。


最終回はやはり賛否両論だろう。
各言う自分も映画を見ていたらまた違った感想になったかもしれない。
4年後である映画に話が繋がらない、という意見が多くある。
龍騎の時も「TVの最終回を先に劇場で」というのが売りであったはずなのに
フタを開けてみれば結末の一つであって、「TVの最終回」ではなかった。
最初から明確にパラレルである、と断言されてればまた違ったであろうけど。

だから映画は関係無くTVだけの感想を問われれば、ありがちな言い方だけど、
あのラストはあれで良かった、と。
確かにあれでは根本的な解決にはなってない。
問題を先延ばしにしただけに過ぎないかもしれない。
でも剣崎と始の共に自分を捨てる覚悟には胸が熱くなった。


例え、人として暮らしていても相川 始はジョーカーである事には変わりない。
その姿は偽りであり、借り物に過ぎない。
流れ行く時の中で、変わって行く周りの中で、成長して行く家族の中で
一人だけ取り残される現実。
今は平穏に過ぎなくとも、必ず運命と真実に向かい合う時は来る。

そして人知れず姿を消した剣崎。
過去も仲間も捨て、彼は今も孤独に戦っているのだろうか。
それでも人類の消滅かジョーカーの封印か
どちらかの二択、何かを失うことしかないことから比べれば
自分で明日を切り開き、運命に抗うことは
希望がある、未来がある信じたい。


運命と戦い続けること。
新たなストーリーは今始まる・・・。


出演者、スタッフ、1年間お疲れ様でした。
そして、ありがとう ―――
by F_F-FLAT | 2005-01-23 17:59 | 感想
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